AI(人工知能)とインテリアのこれから
2025.10.19
昨年から、AI(人工知能)を仕事やプライベート、
多岐にわたって活用してます。
使えば使うほど、AIは「めっちゃ賢いな〜」とか
「こんなことまで出来るんだ!?」など
感心しつつ、もう手放せない存在になっています。
使い始めたきっかけは、当社が製造している
木製パレットの荷重計算をクライアントから依頼され、

試しにChatGPT(無料版)にパレットのサイズや材質、
お願いしたい内容をプロンプトに入力をして実行!
なんと、パレットの耐荷重計算をし始めました。
「お〜!」これで、クライアントの要望に応えられる!
と思いきや、計算が途中で止まり、、
「無料版はここまでです」と表示される。
一日に使える容量を使い切ったようです💧
仕方がないので、有料版で登録し、
計算の続きをお願いしたところ、
最後まで計算してくれました😊
昨年はChatGPT4だったのが、
今年になって5へと進化!
さらに賢くなっているようです。。
さて、本題のAI(人工知能)とインテリア
という切り口で考えてみたいと思います。
従来はCADやCGなどのソフトを使って
インテリアコーディネートのイメージを
作成していたのですが、、

生成AIを活用すれば、瞬時にイメージを
作成してくれます。
例えば、画像用の生成AIで
以下の指示を出したとします。
日本の木造戸建て住宅で、
アクセントカラーを「レッド」「イエロー」「ブルー」「グリーン」
と4種類のカラーで生成してください。
ベースカラー(70%):天井・壁 → 白
アソートカラー(25%):床 → ウォールナット色
アクセントカラー(5%):クッション、小物等 →
部屋の広さ:20畳の長方形 リビング
壁:白のクロス貼り
床:ウォールナット突板塗装
窓:南側に大きな掃き出し窓、外にはウッドデッキ、吹き抜けで高い天井
家具:ソファ(3人掛け)、ソファ(1人掛け)、リビングテーブル(木製でガラス天板)
こんな感じで4つのアクセントカラー
を入れた画像が生成されました。
(画像生成AIのMidjourneyを使用)

アクセントカラー(レッド)

アクセントカラー(イエロー)

アクセントカラー(ブルー)

アクセントカラー(グリーン)
使い手側とAIとまだ発展途上な段階ではありますが、
今後もさらに進化して、もっと使いやすく
身近なものになっていくと思われます。
AIは、私たちのアイデアを加速させ、
表現の幅を広げてくれる強力なツールとなっていきます。
ですが、本当に心を動かす空間を生み出すのは、
そこに関わる人の「想い」と「感性」と「情熱」
これからの時代は、AIと人の協働によって、
より豊かで持続可能なインテリアデザインが生まれていくでしょう。
そんな未来に向けて、
今後も新しい価値創造に挑戦してまいります😊
青森ブロック 姥澤 匡柳