割れた食器と陶芸
2025.05.11
食器もインテリアアイテムの1つだと思いますが、我が家では食器を割ってしまうことが度々。
サラダボウルとセットの、4枚あったはずの白いお皿はあれよあれよと残り1枚に。
友達からもらった北欧柄の3個セットのボウルは使い勝手の良いいちばん小さいサイズが割れ。
特にショックが大きいのは、ペアの食器の片方が割れてしまうこと。
結婚する時に、元勤務先からいただいた夫婦茶碗、私の母から贈られたカレー皿は、どちらも片割れがいない状態になってしまいました。たった数年で。悲しい(涙)
ごはんをよそう茶碗はほぼ毎日使うものなので、代わりのものを探すのですが、なかなかこれだ!というものに出会えません。いただいた物と同じ食器をネットショッピングで買うのも何か違う気がするし…
ということで、昨年のゴールデンウィークの話なのですが、陶芸教室に行き、自分用の茶碗を作ってみました。
自分にちゃんと完成品が作れるのか?と一抹の不安がよぎったものの、当日を迎えてみると、同じ教室には小学校低学年くらいのお子さん連れも多くいらっしゃる。小学生にもできるなら、大丈夫かもしれない…!
茶碗や湯呑などを作りたい場合は、粘土の塊を少しずつ指でつまんで形を作っていく方法だったのですが、これが意外と楽しい。何かを集中して作る感覚もすごく久しぶりな感じがするし、なんだかとても癒されます。
粘土をあまり薄くしてしまうと、焼き上げの時に割れてしまうかもということで、ちょっと歪な恰好となっていたところで先生からストップがかかりました。
好きな釉薬の色を指定して、乾燥・焼き上げは教室にお任せです。
1か月くらいで自宅に届いたのがこちらです。

きれいな円形でもなく、厚みも所々で違いますが、結構気に入っています。
大事な食器を割ってしまった時のショックな気持ちも、非日常な陶芸教室の思い出のおかげでちょっと和らいだ気がします。
次はカレー皿を作りに行くぞ~
森