十和田湖・奥入瀬の樹木講座を終えて
2014.10.13 -[お知らせ]
10月4日 「十和田湖・奥入瀬の樹木講座」が行われました。
お天気にも恵まれ、素敵な秋の一日でした。
会場の宇樽部キャンプ場は、湖畔に面したミズナラやブナの広葉樹林内にあり、カヌーが停泊している様子は、
こんなに素敵な場所があったんだと思うほどでした。
(ぜひ、グリーンハウス http://www.nexgh.com/ で検索してみてください。)
講師の吉田博史氏は、その場のどんぐりの主「ミズナラ」のお話から始めてくださいました。
ミズナラはEnglish Oakによく似ていて、日本では従来 炭焼き位にしか使われていなかった事。
実は、家具材として非常に優秀で、虎斑のでる木目は美しく、
香りも良いのでもっと見直されても良い樹種である。
等・・・
その後も、キャンプ場内をランブリング(ぶらぶら歩く)しながら、
ブナ・カツラ・シナノキ・ホオノキetcと、色々なお話をしてくださいました。
中でも、カツラの木は独特な香りがあるとの事で、実際に木の葉を嗅いでみると お醤油を焦がしたような香りがしました。
また、普段シナベニヤでなじみ深いシナノキが身近に有る事、日本一のシナノキが私が住む田子町に有る事など、たくさんの新発見がありました。
2時間のランブリングはあっという間に過ぎ、
お昼は十和田湖焼山にある農園キッチン・ノースビレッジさんで石窯ピザや野菜料理の数々を頂きながら
三内丸山遺跡の栗の柱の話等をしながらワイワイと美味しく楽しい時間を過ごし終了となりました。
後日、吉田さんからのメールには
サンゴと同様 樹木も生きるCo2の結晶であり、サンゴと樹木を守ることがCo2削減に役立つのです。
適地適木で美しい森林を増やすことが積極的な環境の守りになるのです。
とありました。
衣食住の住に携わる者として、心に留めておこうと思います。
最後に、今回の樹木講座は吉田さんをはじめ、ワイエス(株)グリーンハウス事業部のご協力により
本当に楽しく実のりある時間になったと思います。
心より感謝します。ありがとうございました。