インテリアフェスティバル2011
『祈り〜心に灯りをともす Prayer〜We’ll turn on light in your heart〜』
南部・南部八戸風張遺構から発掘された合掌土偶。壊され、再生され、そして甦る。津軽・青森の熱く柔らかいAkariが、3600年を経た「祈り」の姿をした土偶を灯し、人々に希望を与える。
このような壮大なコンセプトを掲げて、東京ビッグサイトで11月8・9・10日に開催された「インテリアフェスティバル2011」の特別企画展示『未来に向けてー東北ICからのメッセージー』へ、当倶楽部も参加して参りましたので、ご報告させていただきます。
ねぶた師・竹浪比呂央さんが、昨年の冬に開催されたNPOみなとクラブ主催の冬あかりのイベントのために制作したオブジェををお借りしました。ブースの関係で真っ暗な状態することはできなかったのですが、荘厳で華やかなAkariは、大きなインパクトとなりました。
すべてのコンセプトの源となった合掌土偶。縄文堂さんの作品です。
いつもお世話になっているライティングプロジェクト北電さんより、ペンダント照明を利用しました。キャンドルのように揺らぐ灯りはLED製。
当倶楽部会員の石戸谷さん高嶋さんデザインの津軽塗りの壁掛けです。
山形IC。さすがっ!ものづくり山形という職人技とデザイン力が発揮されたブースでした。
宮城IC。次世代のライフスタイルをターゲットにデザインされた仙台箪笥、NARUKOのキャンドルスタンドなど、無国籍な雰囲気のブースでした。
福島IC。「美しい福島に生きる」というコンセプトのブースには、会津漆のタンスや本郷焼、組子などが展示され華やかでした。
東北フリーランスIC協会。東北六県の工芸品を使ってのリビングとダイニングのコーディネートでした。
奥に見えるタペストリーは、青森の南部裂織りです。繊細であたたかい印象の逸品でした。
今回のブース展示にあたっては、ライティングプロジェクト北電の山谷さん、ねぶた師の竹浪比呂央さん、NPOみなとクラブの田村さん他、多くの皆様のご協力をいただきました。この場をお借りして御礼を申し上げます。ほんとうにありがとうございました。(インフェス担当:高樋)
最後にちょっとだけ設営風景と、今回ほんとうに多大なるご協力を頂いた北電山谷さんとのツーショットを…。
この2枚は当倶楽部会員・大門!@函館によるもの。電車乗り継ぎで、北海道からよくぞ来てくれたっ!
そして、松橋さんから大門ちゃんとのツーショットも送られてきましたので、追加でアップ。